田辺 一記
Kazuki Tanabe
群馬県前橋市生まれ。多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科卒業。
製本工場・飲食店等で働きつつ、上映会や個展を開催。
其処此処にある物語を伝える媒体に自分自身を使う試みとして講談を志す。
2019年に講談師田辺一邑に入門。2023年10月二ツ目昇進。都内の寄席等を中心に出演。
幼少の頃より登山の機会は多かったが、特別意識することもなく過ごした。
10年前、縁あって雲ノ平山荘を訪れた時の記憶はいつも心のどこかにあり、その山行の前に読んで感銘を受けた「黒部の山賊」が、講談を始めてから再び魅力的な物語として立ち現れた。